【クマ注意】八王子市小津町でツキノワグマ錯誤捕獲!9/28に市が初の緊急銃猟

八王子市役所と刻まれた石。奥に市役所の建物と木がある ニュース

2026年9月28日(月)午後3時30分ごろ、八王子市小津町の農地で、民間団体のくくり罠にツキノワグマの成獣がかかっていると高尾警察署から市に連絡がありました。

市は同日午後5時29分、市民の安全のため緊急銃猟を実施し、本市で初めてだと発表しました。

現場は向橋から北西150メートルで、人の日常生活圏だと市は説明しています。

9月28日午後、小津町の農地で成獣がわなに

八王子市公式ホームページ「小津町におけるツキノワグマの緊急銃猟実施について(9月28日更新)」と、同日付のニュースリリースは、事案を次のように記しています。

  • 発生日時: 2026年9月28日(月) 午後3時30分ごろ(高尾警察署から市への連絡)
  • 発生場所: 八王子市小津町、向橋から北西150メートルの農地
  • 個体: ツキノワグマ 成獣1頭
  • 状況: 民間団体が設置したくくり罠による錯誤捕獲
  • 対応: 同日午後5時29分に緊急銃猟。危機レベル3。本市で初めて
  • 公式: 八王子市「緊急銃猟実施について」

読売新聞は午後3時5分ごろ、男性から「クマがわなに引っかかっている」と110番があったと報じています。

同紙は、わながイノシシやシカ用のくくり罠で、狙っていない獲物がかかる錯誤捕獲だったと伝えています。

市の文面も錯誤捕獲としており、わなの設置者は民間団体だとリリースにあります。

八王子市役所と刻まれた大きな石。奥に市役所の建物と木、左に南玄関の案内板がある

発表した八王子市役所(出典:TBS NEWS DIG)

高尾署から連絡、午後5時29分に緊急銃猟

ニュースリリースによると、午後3時30分ごろに高尾警察署から錯誤捕獲の情報提供があり、午後5時3分に市はツキノワグマ対策本部を置きました。

午後5時13分に現場からの報告を踏まえて市長が実施を承認し、午後5時29分に緊急銃猟を行ったと記されています。

捕獲者は株式会社フォレスターズプロで、高尾警察署が立ち会ったとリリースにあります。

市は2026年4月1日、専門事業者3社と緊急銃猟等に関する協定を結んでおり、同社はその一つです。

八王子市ニュースリリース。小津町におけるツキノワグマの緊急銃猟実施についてとあり、午後3時30分の連絡から午後5時29分の実施までの経緯が書かれている

9月28日付のニュースリリース(出典:八王子市公式ホームページ)

読売新聞は雌1頭を駆除したと報じ、TBS NEWS DIGはクマは死んだと伝えています。けが人は確認されていない、と両社は書いています。

現場は向橋の北西、人の日常生活圏

現場は八王子市小津町で、向橋から北西150メートルの農地だと市は記しています。

市はマニュアル上の人の日常生活圏だと説明し、小津町周辺はツキノワグマの生息域で、山沿いの農地と住宅が近い場所だと記しています。

産経新聞は、都内でツキノワグマの緊急銃猟が行われたのは初めてだと伝えています。

読売新聞は環境省の説明として都内での緊急銃猟は初めてだと書き、TBS NEWS DIGは現場に民家が点在すると伝えています。

市は音を出し、暗い時間の入山を控えるよう呼びかけ

市は危機レベル3の対応を行ったと記し、関係機関と情報を共有して注意を呼びかけています。

八王子市ツキノワグマ対応マニュアルの表。危機レベル1は経過観察、2は防除と追い払い、3は捕獲と緊急銃猟を含む対応、4は市街地や観光施設への出没などで捕獲と緊急銃猟と書かれている

危機レベル1〜4の対応基準(出典:八王子市ツキノワグマ対応マニュアル)

ニュースリリースの市長コメントは、次の通りです。

小津町で捕獲されたツキノワグマ1頭について、本日午後5時13分に、市ツキノワグマ対策本部を通じて、緊急銃猟実施の指示を行いました。これは、人の日常生活圏において、捕獲されたツキノワグマによる人的被害を未然防止するため、緊急銃猟を実施したものです。改めての注意喚起となりますが、万が一、クマと遭遇した場合は刺激せず、背を向けて走ることなく、静かに距離を取ってください。また、クマの生息地域で登山等を行う場合は、音を鳴らす(クマ鈴やホイッスル、ラジオなどを携帯し、音を出して自分の存在を知らせる)、時間帯に注意(早朝や夕方、日没後などの薄暗い時間帯の入山等は控える)、ゴミは持ち帰る(食べ残しやゴミを放置しない)の3点を特に留意していただきますようお願いします。

― 八王子市ニュースリリース「小津町におけるツキノワグマの緊急銃猟実施について」(2026年9月28日)市長コメントより

市公式の「ツキノワグマについて」では、走らず静かに後ずさりし、背を向けないこと、子グマに近づかないことが案内されています。

黒いツキノワグマのイラストと赤い帯。地域にクマを寄せつけない環境にしましょうと書かれ、ゴミを放置しないことや音の出るものを持つことが示されている

都と市が案内する人身被害防止のポスター(出典:八王子市公式ホームページ「ツキノワグマについて」)

春以降も市内で出没が続いていた

小津町の対応は、8月20日の高尾山出没とは別の事案で、わなにかかった成獣への緊急銃猟です。

市は2026年9月9日(水)に八王子市ツキノワグマ対応マニュアルを公表し、危機レベル3では捕獲と緊急銃猟を含む対応を整理しています。

産経新聞も4月の元八王子町と8月の高尾山に触れ、出没が続いていたと書いています。

今回は山中の目撃ではなく、農地のわなにかかった成獣への、マニュアルに沿った市として初めての緊急銃猟です。

通報は110番、所轄は高尾警察署

クマを見かけたときや、わなにかかっているのを見つけたときは、刺激せず、安全な場所へ離れてから110番してください。

けが人がいるときは119番で、小津町の所轄は高尾警察署になります。

続報は市公式のツキノワグマのページと、9月28日付のニュースリリースの両方で確認できます。

  • 緊急: 110番(警察)
  • けが人: 119番(消防)
  • 高尾警察署: 042-665-0110

都内の目撃や痕跡は、東京都環境局の「TOKYOくまっぷ」で確認できます。最新の出没は、市公式のツキノワグマのページで見てください。

まとめ

今回、八王子市小津町の農地でツキノワグマの成獣が2026年9月28日(月)にくくり罠にかかり、市が初めて緊急銃猟をしたことを紹介しました。

現場は向橋から北西150メートルの日常生活圏で、市は危機レベル3だと説明しています。

読売新聞とTBS NEWS DIGは、けが人は確認されていないと伝えています。

山沿いを歩くときは熊鈴を持ち、暗い時間は控え、見かけたら刺激せず110番してください。

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