八王子市保健所が2026年10月5日(月)に更新した感染症発生動向調査(週報)によると、第40週(9月28日(月)~10月4日(日))のインフルエンザが小児科定点あたり30.7人となり、警報レベルを超えました。
八王子市立小中学校では学級閉鎖も出て、今季累計は23校45学級です。
第40週の小児科定点30.7人で警報レベルを超過
八王子市公式ホームページの「八王子市感染症発生動向調査(週報)・今週のトピックス」(2026年10月5日更新)は、第40週(令和8年9月28日から10月4日まで)の集計として、インフルエンザの増加を記しています。
インフルエンザは、小児科定点あたり 30.7人 (先週:第39週 定点あたり12.7人)、インフルエンザ定点あたり 23.0人 (先週:第39週 定点あたり9.5人)と、先週より増加し、小児科定点については 警報レベル(開始基準値:定点あたり30.0人)、インフルエンザ定点については 注意報レベル(開始基準値:定点あたり10.0人)を超えました。 市立小中学校の学級閉鎖の報告も出ています。
- 対象期間: 2026年9月28日(月)~10月4日(日)(第40週)
- 小児科定点: 30.7人(前週第39週は12.7人)
- インフルエンザ定点: 23.0人(前週は9.5人)
- 警報開始基準: 小児科定点あたり30.0人
- 注意報開始基準: インフルエンザ定点あたり10.0人
- 定点: 小児科11か所。インフルエンザ定点は小児科11か所と内科7か所
- 公式: 八王子市感染症発生動向調査(週報)・今週のトピックス
感染経路は接触・飛沫感染です。週報のグラフでは、小児科定点11か所のインフルエンザが第38週・第39週から第40週にかけて大きく伸びています。

第40週の疾患毎発生状況グラフ(出典:八王子市公式ホームページ「八王子市感染症発生動向調査(週報)・今週のトピックス」)
小児科定点の報告数は338人、10~14歳が最多
同じ週報の「第40週疾患毎発生数」によると、小児科定点11か所のインフルエンザ報告数は第40週に338人で、第39週の140人から増えました。第38週は226人でした。
年齢別では10~14歳が92人で最も多く、6歳30人、7歳30人、8歳31人、4歳25人も目立ちます。20歳以上も36人報告されています。
東京都感染症情報センターが2026年10月2日(金)に発行した「東京都インフルエンザ情報 第4号」では、第39週の八王子市保健所管内は定点あたり9.50人でした。八王子市の週報では、その翌週に小児科定点30.7人、インフルエンザ定点23.0人まで伸びたと整理できます。

第40週の年齢別発生数(出典:八王子市公式ホームページ「八王子市感染症発生動向調査(週報)・今週のトピックス」)
八王子市立小中学校は今季23校45学級が臨時休業
八王子市教育委員会の「市立小中学校学級閉鎖状況」(2026年10月8日更新)は、インフルエンザ様疾患による臨時休業の今季累計を、小学校19校38学級280名、中学校4校7学級51名、合計23校45学級331名と記しています。
10月8日(木)時点で臨時休業中だったのは、小学校7校12学級86名、中学校1校2学級11名、合計8校14学級97名です。
第40週中に休業を決めた例としては、9月28日(月)の高嶺小学校2年1組、9月29日(火)と9月30日(水)、10月2日(金)の第四小学校各1学級があります。週明けの10月5日(月)以降は、第十小学校、散田小学校、柏木小学校、上壱分方小学校、宇津木台小学校、浅川中学校などへ広がりました。
学級閉鎖等は、欠席数のほか登校している児童・生徒の健康状態、学校医の意見、地域の流行状況を総合して決めると、教育委員会は説明しています。学校名・学年組・期間の一覧は、2026年10月8日更新のPDFで確認できます。

市立小中学校の臨時休業発生状況(出典:八王子市公式ホームページ「市立小中学校学級閉鎖状況」2026年10月8日更新PDF)
都は9月17日に注意報、接種は9月18日から前倒し
東京都は2026年9月17日(木)、第37週(9月7日から9月13日)の都内定点報告が注意報基準を超えたと発表しました。昨年の注意報より1か月以上早いとしています。
八王子市は同日更新の「都内でインフルエンザ注意報基準を超える 感染予防の徹底を」で、10月1日から予定していた高齢者インフルエンザ定期接種と小児インフルエンザ予防接種費用助成を、約2週間前倒して9月18日(金)から実施すると記しました。
9月15日(火)のニュースリリースでは、高齢者は自己負担2,500円、小児の注射用ワクチンは1回あたり2,000円(全2回)、経鼻生ワクチンは4,000円の助成で、実施期間は2026年9月18日(金)から2027年1月31日(日)までとしています。町田市・日野市・多摩市・稲城市との相互乗り入れは10月1日(木)からです。
初宿和夫市長のコメントは、ワクチンに発症や重症化を抑える効果が確認されているとし、接種を希望する際はかかりつけの医療機関に事前確認するよう求めています。詳細は「高齢者インフルエンザ予防接種」と「小児インフルエンザ予防接種費用助成」で確認できます。
手洗い・換気・咳エチケットを呼びかけ
八王子市は、家庭、通園通学先、職場等で手洗い、咳エチケット、排泄物・吐物の適切な取り扱いを励行するよう呼びかけています。
感染予防のポイントとして、(1)こまめな手洗い・手指消毒、(2)休養・食事・水分、(3)咳エチケット、(4)換気と湿度おおむね50~60%、(5)ワクチン接種をかかりつけ医と相談、を挙げています。手洗いは「石けんを充分泡立てた後すすぐ」を2回繰り返すと効果的だとしています。
朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、東京新聞とNHK、民放各局の「八王子 インフルエンザ」検索では、第40週の八王子市内警報レベル到達を名指しした続報は見当たりませんでした。都全体の注意報は、東京都が9月17日(木)に発表しています。

インフルエンザ予防ポスター(出典:八王子市公式ホームページ「都内でインフルエンザ注意報基準を超える 感染予防の徹底を」/東京都)
まとめ
今回、八王子市保健所の第40週週報でインフルエンザが小児科定点あたり30.7人となり、警報レベルを超えたことを紹介しました。
インフルエンザ定点は23.0人で注意報レベル、市立小中学校の今季臨時休業は10月8日時点で23校45学級331人です。
八王子市は9月18日から高齢者定期接種と小児助成を前倒し実施しています。
手洗い、換気、咳エチケットを続け、接種を検討する場合は指定医療機関に予約状況を確認してください。


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