八王子市が9/11に南大沢駅前の共同研究を開始!歩いて滞在するみちひろば

青空の下、円形の植栽とベンチがある明るい歩行者空間の将来イメージ。歩行者が舗装路を歩き、奥に店舗と集合住宅が見える ニュース

2026年9月11日(金)、八王子市は京王相模原線・南大沢駅前で、東京都立大学と三井不動産株式会社との共同研究を始めると発表しました。

通行だけの駅前を、歩いて滞在できる「みちひろば」へ変える検証で、市内の拠点づくりの一環です。

市・都立大・三井不動産が9月11日に共同研究を開始

八王子市は2026年9月11日(金)付けニュースリリース「南大沢駅前を、歩いて楽しい『みちひろば』へ」と、公式ページ「南大沢駅前 新しい公共空間づくりにご協力を」で共同研究の開始を案内しました。

本市・東京都立大学・三井不動産株式会社は、南大沢駅前におけるウォーカブル空間の創出に向け、令和8年度(2026年度)に「南大沢駅前における公共空間の高質化に係る共同研究」を開始し、本共同研究において社会実験を実施します。

― 八王子市ニュースリリース「南大沢駅前を、歩いて楽しい『みちひろば』へ」(2026年9月11日)より

三井不動産の同日発表によると、研究期間は2026年9月1日~2027年3月31日の予定です。

  • 研究名: 2026年度「南大沢駅前における公共空間の高質化に係る共同研究」
  • 実施者: 八王子市、東京都立大学、三井不動産株式会社
  • 対象: 南大沢駅前歩行空間(南大沢一丁目・南大沢二丁目の駅前遊歩道)
  • 社会実験: 2026年9月19日(土)~11月3日(火)
  • 問い合わせ: 都市計画部都市計画課景観・地域まちづくり担当課長(倉田)042-620-7267
八王子市2026年9月11日付ニュースリリース。南大沢駅前を歩いて楽しいみちひろばへ、市と都立大と三井不動産の共同研究開始、社会実験期間9月19日から11月3日が書かれている

共同研究開始のニュースリリース(出典:八王子市公式ホームページ)

中心拠点の八王子駅、地域拠点の南大沢で進む歩ける空間

市の土地利用方針によると、JR八王子駅・京王八王子駅から西八王子駅に至る一帯は中心拠点、南大沢駅周辺は北野・高尾・八王子みなみ野などと並ぶ地域拠点です。

2025年3月の八王子市交通マスタープランは、自動車依存が高い一方で鉄道駅周辺の徒歩移動が増えていると記しています。

同計画では、JR八王子駅・京王八王子駅、八王子みなみ野駅、南大沢駅などを挙げ、中心拠点では居心地がよく歩きたくなるウォーカブル空間の実現を将来像に置いています。

八王子駅周辺ではすでにペデストリアンデッキの延伸や細街路の整備が進み、駅南口では10月3日(土)に「桑都の杜」が開業します。

南大沢の共同研究は、その地域拠点側で道路そのものを滞在空間として使う検証です。

9月19日から11月3日、駅前遊歩道で社会実験

市公式によると、社会実験の会場は南大沢駅前遊歩道(八王子市南大沢一丁目・二丁目)です。

期間中はベンチやテーブルを道路上に置き、通行への影響を見るほか、来年度以降の路面舗装の見本を展示し、歩行者と自転車が共存できる空間も検証します。

自転車は押し歩きへの協力を呼びかけ、アンケートは会場とホームページの二次元コードから答えます。

南大沢駅前の空中写真。駅を中心に水色の帯で社会実験対象エリアが示され、三井アウトレットパーク、東京都立大学、ガレリア・ユギ、南大沢中郷公園、フレスコ南大沢が周辺に並ぶ

社会実験の対象エリア(出典:八王子市公式ホームページ)

三井不動産の発表では、遊具などのストリートファニチャを駅前から「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」(八王子市南大沢1-600)までの区間に期間限定で置き、人流データも分析するとしています。

周辺では京王電鉄のポイント還元や駅前商業施設の連携イベントも予定され、詳細は各公式サイトで案内されます。

ほこみち指定を見据え、令和9年度以降に工事着手

三井不動産の発表によると、市は駅前歩行空間で道路法の「歩行者利便増進道路」(通称ほこみち)の活用を検討しています。

ほこみちは、歩行者の通行を確保したうえでベンチやテーブルを道路上に置き、滞在や賑わいの場として使いやすくする制度です。

市リリースの今後の予定は、2026年度に検証結果を踏まえた実施設計、2027年度以降に工事着手です。

駅前公共空間は整備から30年以上が経過し、安全な通行と日常の滞留・イベント利用の両立が課題だと、三者の発表に記されています。

青空の下、円形の植栽とベンチがある明るい歩行者空間の将来イメージ。複数の歩行者と犬を連れた人が舗装路を歩き、奥に店舗の建物と集合住宅が見える

将来のみちひろばのイメージ(出典:三井不動産株式会社プレスリリース)

桑都の杜やMOP建替えと並ぶ市内の拠点再編

八王子市は面積が広く、駅ごとに役割が分かれる多拠点の都市です。

中心拠点では旧医療刑務所跡の「桑都の杜」が公園とミュージアムの滞在拠点になり、地域拠点の南大沢では道路空間の使い方を変える実験が始まります。

三井不動産は「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」の一部建替えと大規模リニューアルを進め、2026年4月着工、2028年春の竣工・開業を予定しています。

東京都立大学は南大沢キャンパスを置く市内の公立大学で、都市デザインとまちづくりの知見で参加し、市が道路制度を検討して民間が商業施設を更新する産学官の組み方になります。

まとめ

今回、八王子市南大沢駅前で市・東京都立大学・三井不動産の共同研究が2026年9月11日(金)に発表されたことを紹介しました。

中心拠点の八王子駅周辺と並び、地域拠点でも歩いて滞在できる空間づくりが進みます。

社会実験は9月19日(土)~11月3日(火)で、2027年度以降の工事着手が予定されています。

駅前遊歩道の様子と公式のアンケート案内を確認したうえで、歩いてみてください。

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