【クマ注意】下恩方町でツキノワグマ1頭を10/17夜に撮影!成獣の可能性も

東京都環境局の人身被害防止ポスター。ツキノワグマの足と赤い帯、「地域にクマを引き寄せない環境にしましょう」の標語が写っている ニュース

2026年10月17日(土)19:40ごろ、八王子市下恩方町2556付近の民有地(東京マラソンの森付近)でツキノワグマ1頭が撮影されました。

八王子市は10月18日(日)に市民から映像の提供を受けたと発表し、毎日新聞によると危機レベル1と判断しています。

10月17日夜、下恩方町2556付近で1頭を撮影

八王子市公式ホームページ「下恩方町におけるツキノワグマの撮影について(10月18日更新)」によると、判明している概要は次の通りです。

  • 発生日時: 2026年10月17日(土) 19:40ごろ
  • 発生場所: 八王子市下恩方町2556付近の民有地(東京マラソンの森付近)
  • 個体: ツキノワグマ 1頭(成幼獣は不明。ただし、映像からは成獣である可能性が高い)
  • 把握日: 2026年10月18日(日)(市民から映像が提供)
  • 危機レベル: 1(毎日新聞が八王子市の判断として報道)

八王子市公式ページは成幼獣を不明としつつ、映像からは成獣である可能性が高いと記しています。

毎日新聞は2026年10月18日付で、現場を「東京マラソンの森」付近の民有地の草地と伝え、1頭が通過する様子が映っていたと報じています。

八王子市公式ホームページ「下恩方町におけるツキノワグマの撮影について(10月18日更新)」。2026年10月17日午後7時40分頃に下恩方町2556付近の民有地でツキノワグマ1頭が撮影され、映像からは成獣の可能性が高いと書かれている

八王子市が10月18日に更新した出没情報(出典:八王子市公式ホームページ)

10月18日に市民が映像を提供、毎日新聞は危機レベル1と報道

八王子市公式ページによると、この情報は10月18日に提供されました。

八王子市は次のように説明しています。

令和8年10月17日(土)午後7時40分頃に、下恩方町2556付近の民有地(東京マラソンの森付近)でツキノワグマが撮影されました。この情報は、10月18日に市に提供されました。当該地域は、ツキノワグマの生息域です。

― 八王子市公式ホームページ「下恩方町におけるツキノワグマの撮影について」(2026年10月18日更新)より

毎日新聞は10月18日付と10月19日の東京地方版で、18日朝に市民がセンサーカメラを点検したところ17日19:40ごろツキノワグマ1頭が通過する様子が映っており、八王子市はマニュアルに基づき危機レベル1と判断し、撮影映像は公開していないと報じています。

対応として、八王子市は関係機関と情報を共有するとともに注意喚起していると記載しています。

現地周辺ではサル、シカ、イノシシの目撃情報も寄せられているため、周辺を訪れる場合は周囲の状況に注意するよう求めています。

毎日新聞の記事「東京・八王子でツキノワグマ出没情報 市民が映像提供、成獣か」。下恩方町の草地でセンサーカメラに1頭が映り、八王子市が危機レベル1と判断し映像は非公開だと書かれている

毎日新聞が報じた危機レベル1と映像非公開(出典:毎日新聞)

現場は東京マラソンの森付近、クマの生息域

出没場所は、八王子市下恩方町2556付近の民有地です。

八王子市は、当該地域をツキノワグマの生息域だと明記しています。

公益財団法人東京都農林水産振興財団の「花粉の少ない森づくり運動」によると、「東京マラソンの森(八王子)」は東京マラソンチャリティの寄付金を活用した森林整備の現場で、2012年から植樹会が開かれてきました。

マラソンの走行コースそのものではなく、八王子市西部の山間にある森です。下恩方町の所轄は高尾警察署で、秋は登山や観光で山沿いを歩く人も増える時期です。

八王子市は危機レベル1、暗い時間帯の外出を控えるよう呼びかけ

毎日新聞によると、八王子市はこの事案を「八王子市ツキノワグマ対応マニュアル」の危機レベル1に当たると判断しました。

マニュアルでは、レベル1は山中での目撃や痕跡の発見など、日常生活圏外またはその周辺で遭遇や被害のおそれが低い場合の「経過観察」です。

八王子市ツキノワグマ対応マニュアルの表。危機レベル1は経過観察、2は防除と追い払い、3は捕獲と緊急銃猟を含む対応、4は市街地や観光施設への出没などで捕獲と緊急銃猟と書かれている

危機レベル1〜4の対応基準(出典:八王子市ツキノワグマ対応マニュアル)

八王子市公式ページは、夜間に確認されたものであることから、登山や観光で訪れる際は早朝や日没後など周囲が暗い時間帯をできる限り控えるよう求めています。

今回は夜間に確認されたものであることから、登山や観光で訪れる際は、早朝や日没後など周囲が暗い時間帯をできる限りお控えください。また、最新の出没情報を確認するとともに、熊鈴など音の出るものを携帯するなど、適切な対策をお願いします。

― 八王子市公式ホームページ「下恩方町におけるツキノワグマの撮影について」(2026年10月18日更新)より

注意喚起として、山林やその周辺では単独行動を避けて鈴やラジオで音を出すこと、早朝・夕方・夜間の外出を可能な範囲で控えること、目撃しても刺激せず背を向けて走らず静かに距離を取ることを挙げています。

八王子市公式の「登山者の方へ~ツキノワグマに遭遇しないために~」は、音を出して歩く、単独行動を避ける、食べ物を密閉してゴミを持ち帰る、暗い時間の登山を避ける、登山前に東京都の「TOKYOくまっぷ」で情報を集める、の5点を案内しています。

八王子市公式「登山者の方へ~ツキノワグマに遭遇しないために~」。音を出して行動する、単独行動を避ける、食べ物の管理を徹底する、早朝・夕方・夜間の行動を控える、登山前に情報収集するの5項目が並んでいる

登山者向けに示された遭遇しないための5項目(出典:八王子市公式ホームページ)

2026年春以降、八王子市内では出没と痕跡が続いている

下恩方町は西部山間の生息域にあり、春以降も八王子市内で目撃や痕跡が続いています。

八王子市は9月30日(水)の市長定例記者会見で、小津町の緊急銃猟を検証しマニュアルを見直す方針も示しています。関連記事は八王子市がクマ対応マニュアルを見直しへ!9/28の都内初の緊急銃猟を受け検証です。

八王子市公式の「ツキノワグマについて」は10月18日に更新され、出没一覧の先頭に今回の下恩方町が加わっています。

八王子市公式「ツキノワグマについて」の出没一覧。先頭に下恩方町における撮影(10月18日)があり、その下に東京都環境局の「地域にクマを引き寄せない環境にしましょう」ポスターが掲載されている

10月18日時点の出没一覧と人身被害防止のポスター(出典:八王子市公式ホームページ)

目撃したら110番、所轄は高尾警察署

八王子市公式の「ツキノワグマについて」では、走らず静かに後ずさりし、背を向けないこと、石を投げたり大声を出したりしないこと、子グマに近づかないこと、「死んだふり」に科学的根拠はないことが案内されています。

食べ物は密閉し、ゴミは持ち帰るよう、登山者向けページでも求めています。

クマを見かけたときは刺激せず、安全な場所へ離れてから110番してください。

  • 緊急: 110番(警察)
  • けが人: 119番(消防)
  • 高尾警察署: 042-665-0110

都内の目撃や痕跡は、東京都環境局の「TOKYOくまっぷ」で確認できます。最新の出没は、八王子市公式のツキノワグマのページで見てください。

まとめ

今回、八王子市下恩方町2556付近の民有地でツキノワグマ1頭が2026年10月17日(土)夜に撮影されたことを紹介しました。

八王子市は10月18日(日)に映像提供を受けて注意喚起し、毎日新聞によると危機レベル1と判断しています。

現場は東京マラソンの森付近の生息域で、早朝や日没後など暗い時間帯の外出を控えるよう呼びかけています。

山沿いを歩くときは熊鈴を持ち、明るい時間に行動し、見かけたら刺激せず110番してください。

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