2026年10月3日(土)、八王子市子安町三丁目の旧八王子医療刑務所跡地に複合施設「桑都の杜(そうとのもり)」がオープンします。
八王子市公式ホームページによると、公園、歴史・郷土ミュージアム、いこいライブラリ、交流スペースが一体となった集い拠点です。
10月1日(木)からは杜のセンターと杜の舞台に命名権の愛称が付き、開業翌日の10月4日(日)には駅南口で歩行者天国も開かれます。
10月3日開業、公園と4施設が一体の集い拠点
八王子市の「八王子駅南口集いの拠点整備」ページによると、杜のセンターを含む主要部分の工事は2026年5月31日に完了し、オープン日が10月3日(土)に決まりました。
施設公式サイト「桑都の杜」でも、同日の開業が案内されています。
- 施設名:「桑都の杜」(そうとのもり/SOTO NO MORI)
- 開店日: 2026年10月3日(土)
- 住所: 東京都八王子市子安町三丁目26番1号
- アクセス: JR八王子駅南口から徒歩10分、京王線京王片倉駅から徒歩8分。最寄りバス停は「とちのき坂」
- 営業時間: 八王子中央公園は年中無休6:00~22:00。八王子歴史・郷土ミュージアムは10:00~18:00。いこいライブラリとSPOT HACHIOJIは10:00~20:00。駐車場は24時間
- 公式HP: https://sotonomori.jp/
施設公式サイトの施設概要では、敷地面積52,047平方メートル、延床面積約8,268平方メートルと記載されています。
開業前は公園・施設内に入れないと案内されており、10月3日までは通常利用できない見込みです。

芝生広場と遊具が見える園内の様子(出典:八王子市公式ホームページ)
杜のセンターと杜の舞台にリフォームプライスの愛称
八王子市は2026年9月17日更新の「「桑都の杜」のネーミングライツスポンサーが決定」で、ホームテック株式会社と命名権の協定を結んだと発表しました。
市は、杜のセンターと杜の舞台の愛称を定める命名権を付与し、自主財源の確保と施設の知名度・集客力の向上を目的にスポンサーを募集したとしています。
- 協定締結日: 2026年9月14日(月)
- スポンサー: ホームテック株式会社
- 愛称: リフォームプライス杜のセンター、リフォームプライス杜の舞台
- 使用期間: 2026年10月1日(木)から5年間
- 命名権料: 年額451万円
ホームテック株式会社の公式サイトによると、本社は東京都多摩市関戸にあり、「リフォームプライス」の名称で東京・神奈川・埼玉のリフォーム事業を展開しています。
オープニングイベントの公式チラシでは、セレモニーや伝統芸能の会場名にも、この愛称が使われています。
施設全体の愛称「桑都の杜」は変わらず、命名権の対象は複合施設のうち杜のセンターと杜の舞台です。
旧八王子医療刑務所跡地を市とPFIで整備
八王子市は、学び・交流・防災の3機能を備えたサードプレイスとして、旧八王子医療刑務所跡地を活用すると説明しています。
施設公式サイトの沿革によると、2015年度に用地活用計画、2018年度に整備基本計画、2022年度にPFI事業者選定と進められてきました。
運営は八王子市と八王子ミライテラスパートナーズ株式会社のPFI事業で、契約期間は2023年3月6日から2041年9月30日までとされています。
同サイトによると、八王子医療刑務所は2018年に昭島市の国際法務総合センターへ移転して閉所し、120年以上使われた敷地の役割を終えています。
愛称は市民公募886件から8案に絞り、市内小中学生のウェブ投票1万323票のうち2,785票で「桑都の杜」に決まったと、市の整備ページに記載されています。
市は愛称に、養蚕や織物で「桑都」と呼ばれた歴史にふれ、みんなで大切に育てる「杜」になってほしいという思いを込めたとしています。

繭をモチーフにした公式ロゴ(出典:八王子市公式ホームページ)
インクルーシブ遊具と8つの山がある八王子中央公園
広報はちおうじの連載コラム(2026年6月15日号)によると、公園のコンセプトは「八王子の風土を伝えながら、みんなで育てていく公園」です。
園内の「8つの山」では植物や生き物をテーマごとに集め、メイン棟屋上の展望広場からは高尾山や富士山などの山々を望めると紹介されています。
障害の有無に関わらず遊べるインクルーシブ遊具のほか、半屋外の「杜の大屋根広場」と芝生広場をイベントにも使うと記載されています。
施設公式サイトの利用案内では、ふわふわドーム、みんなのあそび場、みずのあそび場、つどいの広場などがあり、つどいの広場と未来の山はペット不可とされています。
2026年8月15日号の広報コラムでは、6月から植え付けや水やりを担うガーデンボランティアが花壇を整備してきた様子が紹介されています。

花壇を手入れするガーデンボランティア(出典:八王子市公式ホームページ)
総ヒノキの杜の舞台と特別展「昭和100年」
広報はちおうじ2026年7月15日号によると、八王子歴史・郷土ミュージアムのコンセプトは「八王子の歴史文化に学び、まちに愛着を持ち、未来へとつながるミュージアム」です。
常設展示に加え、収蔵庫の一部を公開する収蔵展示室、機織りや工作ができるものづくり体験室、研究発表などに使う「郷土ラボ」が設けられます。
総ヒノキ造りの「杜の舞台」は、10月1日(木)以降の愛称がリフォームプライス杜の舞台となります。
伝統芸能の上演や市民の活動発表に貸し出され、目の前の「杜の大屋根」と一体利用もできると記載されています。
開館記念の特別展「昭和100年~八王子万博100選」は、2026年10月3日から2027年1月31日まで、八王子ゆかりの写真や資料で100年の歩みを紹介するとされています。
市公式サイトによると、桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)は移転準備のため2026年3月31日に閉館し、郷土資料館事務室も桑都の杜内へ移っています。

文化・芸能の発信拠点とされる杜の舞台(出典:八王子市公式ホームページ)
いこいライブラリと交流拠点SPOT HACHIOJI
広報はちおうじ2026年5月15日号によると、いこいライブラリのコンセプトは「知とのふれあいを楽しむライブラリ」です。
文学作品や実用書、絵本、児童書、マンガなどが揃い、公園内やテラス、併設カフェでも読めると紹介されています。
施設公式サイトでは、ライブラリの本は桑都の杜内でのみ利用でき、エリア外へ持ち出す場合は手続きが必要で、一度に3冊まで、当日の閉館1時間前までに返すとされています。
広報はちおうじ2026年9月15日号は、公園へ持ち出して読む場合に事前の図書館利用者登録が便利だと案内しています。
有料自習室は1人席100円、個室200円、ミーティングルーム400円(いずれも1時間)と案内されています。
交流スペース「SPOT HACHIOJI」にはカフェが併設され、広報2026年8月15日号によると、常駐のミライテラスコーディネーターがイベント相談や地域課題の検討を支援します。

交流スペースの完成イメージ(出典:八王子市公式ホームページ)

ブランドメッセージを考えた市民ワークショップ(出典:八王子市公式ホームページ)
10月3日・4日は園内でオープニングイベント
市公式の「【10月4日】八王子駅南口で歩行者天国を開催します!【桑都の杜オープン記念】」と広報はちおうじ2026年9月15日号によると、開業当日とその翌日に園内でオープニングイベントが開かれます。
公式チラシでは、主催を八王子市と八王子ミライテラスパートナーズ、共催を八王子商工会議所とし、入場は無料、一部に事前申込があると記載されています。
- イベント名: 桑都の杜オープニングイベント
- 開催日時: 2026年10月3日(土)・4日(日) 10:00~20:00(小雨決行、荒天中止。プログラムにより開始・終了時刻は異なる)
- 開催場所: 桑都の杜
- 会場住所: 東京都八王子市子安町三丁目26番1号
- 内容: セレモニー、日本遺産関連行事、伝統芸能、吹奏楽、マルシェ、スカイランタンなど
- 公式案内: 市公式の歩行者天国・オープニング案内

園内オープニングイベントの公式チラシ(出典:八王子市公式ホームページ)
広報はちおうじによると、10月3日(土)はオープニングセレモニー、はちおうじキッズシンガーズの合唱、キッチンカーなどのにぎわいマルシェ、高尾山薬王院や八王子芸妓衆などによる日本遺産関連行事が予定されています。
公式チラシでは、同日10:00~11:00にリフォームプライス杜の舞台でセレモニー、11:30~14:00にリフォームプライス杜のセンター前などで「桑都の杜物語」が組まれています。
八王子車人形と民俗芸能の公演は、同日14:00~16:00に別会場のJ:COMホール八王子で行われ、13:30から当日券が配られると広報はちおうじは伝えています。
10月4日(日)は、リフォームプライス杜の舞台で10:00~17:30に伝統文化と芸能、市内の学校や市民団体の吹奏楽などが上演されると、チラシに記載されています。
同日はハチオウジゾウに関する講演と、ものづくり体験室での指人形づくりも案内されています。
両日とも園内では10:00~19:00のにぎわいマルシェと、18:00~20:00のピンクリボンスカイランタンがあり、ランタンの打ち上げは19:00スタートと市公式ページに書かれています。
10月3日から11月30日までは園内で発見クイズラリーも実施され、特別展「昭和100年~八王子万博100選」は2027年1月31日まで続きます。
10月4日は南大通りで歩行者天国
市は桑都の杜のオープンを記念し、2026年10月4日(日)に八王子駅南口の南大通りで歩行者天国を開きます。
広報はちおうじによると、南口周辺の企画は市の若手職員によるプロジェクトチームが準備しました。
- イベント名: 南口歩行者天国(桑都の杜オープン記念)
- 開催日時: 2026年10月4日(日) 10:00~16:00(小雨決行、荒天中止)
- 開催場所: 南大通り(JR八王子駅南口から徒歩約2分)
- 交通規制: 同日8:00~18:00、南大通りの一部を通行止め
- 内容: 子どもブース、シアター、グリーティング、桑都の杜紹介、謎解き、ハチコレ、モルック・ボッチャ、青空ヨガなど
- 公式案内: 市公式ページ

南口歩行者天国を含む公式チラシ(出典:八王子市公式ホームページ)
子どもブースでは、大きな絵を描く「お絵かき天国」、すごろくづくり、昔遊びや民具体験、移動式遊具、紙芝居、児童書のリサイクル本の無料配布が案内されています。
シアターブースでは八王子ビートレインズの選手によるお祝いメッセージとボッチャ体験映像が流れ、グリーティングブースでは市のマスコットキャラクターとの写真撮影が予定されています。
桑都の杜を舞台に施設内外を巡る「桑都の杜謎ツアー」は所要約1時間で参加無料、合言葉を伝えると景品があると市は説明しています。
桑都の杜と周辺スポット、市マスコットを題材にしたカードコレクション「Hachill Collection ~ハチコレ~」も無料配布されます。
同じ南大通りではモルックとボッチャの体験、メガロス八王子による青空ヨガも開かれ、動きやすい服装で参加できると案内されています。
周辺では、南口横丁で八王子南口商栄会の「Honey’s Garden トレジャーミッション」(12:00~16:00)、子安濱村こかげ公園でモルック大会(10:00~16:00、最終受付15:00)、サザンスカイタワー八王子1階東側広場で子安みとみ会囃子連の演舞も予定されています。
車両は8:00~18:00に南大通りの一部を通れないため、市は理解と協力を求めています。
8月1日から公園内広場を広域避難場所に指定
八王子市の整備ページによると、開業は10月3日ですが、大規模災害に備え2026年8月1日(土)から広域避難場所としての供用を始めています。
指定エリアは公園内広場で、延焼火災や有毒ガスなどの危険から身を守るオープンスペースとして、約7,000人が避難可能と記載されています。
施設公式サイトでも、広場を防災拠点に使い、日頃の防災訓練で意識を高めるとしています。
駅南口から徒歩圏に広域避難場所が加わったことで、子安町周辺の防災の選択肢が増えることになります。
通常の公園利用は10月3日開業後となるため、現時点では避難時以外の立ち入りはできない見込みです。
JR八王子駅南口から徒歩10分、駐車場は156台
施設公式サイトのアクセス案内では、JR八王子駅南口を出てとちの木通りを南へ進み、ゆるやかな坂を登ると右手が桑都の杜とされています。
京王線は京王片倉駅から徒歩8分、バスは「とちのき坂」バス停が最寄りです。
有料の第1駐車場は普通車156台(おもいやり駐車場を含む)、第2駐車場は平日が大型バス8台、土日祝は普通車等52台で、満車時は近隣駐車場の利用を求めています。
駐輪場は東100台、西20台、南20台、北70台の計210台で無料、バイク置場は第1駐車場北側に19台で有料です。
広報はちおうじ2026年9月15日号によると、八王子駅と市役所本庁舎の看板にあるブーツのデザインが、10月28日まで桑都の杜のロゴの繭を散りばめた柄に変わります。
八王子市は2026年8月8日の婚姻届提出夫婦向け特典として、オープン前の桑都の杜でのフォトセッション招待も実施しており、詳細は8/8に婚姻届を出した夫婦へ八王子市が特別招待!高雄市パフォーマンスや桑都の杜もで紹介しています。
まとめ
今回、八王子市子安町三丁目の旧八王子医療刑務所跡地で「桑都の杜」が2026年10月3日(土)にオープンすることを紹介しました。
ホームテック株式会社が杜のセンターと杜の舞台の命名権スポンサーとなり、10月1日(木)から5年間、愛称はリフォームプライス杜のセンター/杜の舞台です。
10月3日(土)・4日(日)は園内でオープニングイベントがあり、4日は南大通りの歩行者天国も開かれます。
プログラムと通行止めの範囲は市公式ページとチラシで確認し、開業後に足を運んでみてください。



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